方向転換パフォーマンスを向上させるには何が必要?

以前も特異的でないトレーニングをしても方向転換(COD)パフォーマンスは向上する、という論文を紹介しました。今回は2019年に発表されたシステマティックレビューをご紹介します。


Effect of Different Physical Training Forms on Change of Direction Ability: a Systematic Review and Meta-analysis

Falch HN, Rædergård HG, van den Tillaar R. Sports Med-Open. 2019;5(1):53. pmid:31858292

研究の目的

異なる種類のトレーニング、及びそれらに組み合わせがCODパフォーマンスにどのように影響するかを調査し、CODパフォーマンスを改善するための最適なトレーニングの形態を決定すること

調べられたトレーニングの種類

プライオメトリクス、筋力トレーニング、CODトレーニング、スプリントトレーニング、PAP法を用いたトレーニング、複合トレーニング(COD+プライオで行うなど)の効果が調べられた。

使用された研究数

74件

結果

最も大きな効果量を示したのはプライオメトリクスであったが、全てのトレーニング様式でCODパフォーマンスの改善が見られた。


大きく方向を変える場合は筋力が必要で、小さな方向転換であればスピードが求められますし、対象者の現在の体力でも必要なトレーニングは変わります。結局のところ、何かを向上させるにはこれが絶対必要!みたいなものはないんですよね。だから人それぞれを評価する必要があります。

これにはこれ!みたいに言う人には少し気を付けた方が良いかも?