男子ジュニアエリートウエイトリフティング選手の特徴

アメリカの古い論文ですが、ウエイトリフティングのエリートと非エリート選手(ジュニア)の身体的特徴やパフォーマンスなどを比較したものがありました。


ANTHROPOMETRIC AND PERFORMANCE VARIABLES DISCRIMINATING ELITE AMERICAN JUNIOR MEN WEIGHTLIFTERS

Fry AC, Ciroslan D, Fry MD, et al. J Strength Cond Res 2006; 20 (4): 861–6

研究目的

男子エリートジュニアウエイトリフティング選手と非エリート選手を差別化する身体的およびパフォーマンス変数を特定すること

被験者

男子エリートウエイトリフティング選手20名、男子非エリートウエイトリフティング選手95名※14.8±2.3歳(平均±標準偏差)

測定項目

握力/体組成/人体測定/垂直飛び/立ち幅跳び/マトリンジャンプ/シット&リーチ(下肢柔軟性)/オーバーヘッドスクワット/関節可動域

結果

BMI/握力/垂直飛び/体脂肪率/オーバーヘッドスクワット時の胴体と床のなす角度

以上5つの測定値がエリートと非エリートとを最も正しく分類することに貢献していた。

筆者らの主張

結果で示した5つの測定は男子エリートジュニアウエイトリフティング選手のスクリーニングツールとして潜在的に有用である。


オーバーヘッドスクワットの測定は木製のバーで行われていますが、ほぼ無負荷の状態でこのような違いが出るとは思いませんでした(エリート群はボトムでより胴体が立っている)。

他の項目はそらそうやわなぁ、という感じです。これらの違いを生み出している原因(筋量、筋力、パワー発揮、RFD、キャッチ時の胴体の角度など)はウエイトリフティング競技で高重量を挙げる根本の部分なのでしっかり表れてるんだなぁ、と。月並みな感想を抱きました。